医業類似行為とは?柔道整復師の掟

柔道整復師法に基づき柔道整復師の国家資格をとって整骨院などで働く時、法律で認められた行為と禁止された行為があります。

 

もし施術をするときには、認められた行為だけを行うことになります。

 

では柔道整復師に認められた行為とはないかというと、医業類似行為です。

 

基本的に、医師法に医師以外は医業(医療行為)を行うことが禁じられています。

 

どこまでが医業であるのかというのは、非常に曖昧な部分もありますが違反した場合には厳しく処罰されてしまうことは確かです。

 

しかし、柔道整復師の場合には、医業類似行為を行うことが認められています。

 

それは何かというと、手術や薬の処方など治療のためにおこなう医業は、医大などで学び専門知識や技術を学ばなければできることではありません。

 

しかし医業類似行為はそのような専門知識や技術をもっていなくても、できる範囲の治療です。

 

例えばマッサージや損傷箇所のテーピングなどが医業類似行為に含まれます。

 

そして、心疾患や腫瘍などは医業類似行為の施術をするのは適当ではないので禁忌対象疾患と分類されます。

 

なお、カイロプラクティック、整体や温熱療法なども範疇なのですが、それらは法的な資格制度のないもので、国家資格を取得していなくても施術ができるという点が違います。

 

法律では、施術する内容だけでなく、広告の制限も定めています。

 

どういうことかというと、広告に掲載できるのは施術する人の氏名と住所、施術所の名称と連絡先、どのような業務を行っているのか、施術をする日時、予約・休日・出張に対応しているのか、駐車場の位置です。

 

逆に掲載できないものはというと、どこの学校出身なのか、これまで何をしてきたのかという経歴、施術の流派、施術を受ければ病気が治療できるというように誇大広告になりがちな表現、所属している学会、どのような施術をするのかという具体的な方法となっています。

 

特に、怪我や病気の状態が改善するのであれば治療という言葉を使いたくなりますが、それは医療行為と間違われるので、使用するべきではありません。

 

それから、施術所の名称をクリニックというように、あたまも医師がいる診療所のようなものにすることもやってはいけないことです。

 

このように法律で医業と区別しているのは、公共の福祉を考えた時、人々の健康を損なう恐れが柔道整復師やあん摩などの業務にはあるからです。

 

現にカイロプラクティックを受けて、症状が改善するどころか怪我をするケースもあります。まず安全と安心を確保することが大切なのです。

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